NHKの連続ドラマで取り上げられ話題となっている、八丁味噌のふるさと岡崎。昔と変わらぬ製法を守り続け、良質の丸大豆と水と塩のみで造った味噌は、二夏二冬もの間、天然醸造にて熟成。保存料や添加物を一切使用しない、完全な自然食品は深い味わいとコクが大人気で、全国にファンがいるという。今回、現在では2社のみとなった由緒正しい蔵元を一挙ご紹介。両者とも電話一本で気軽に見学ができ、味噌を使った様々なお土産も購入できる。三河地方が誇る味噌の歴史と文化を探索してみてはいかがだろうか。
360年以上もの年月を経た味噌蔵は、国の登録文化財に指定されているほど。当時の昔の雰囲気を今も残していて、特に6トンもの味噌を仕込む大桶は圧巻だ。昭和初期の資料や仕込みの風景を分かりやすく説明する資料館もあり、見学コースは大満足の充実ぶり。売店で購入できる“八丁味噌ソフトクリーム”はコクのある味わいが大人気で、雑誌やテレビでも引っ張りだこになっている。
[岡崎市八帖町往還通69]
《醸造元》合資会社 八丁味噌
《見学所》株式会社 八丁味噌の郷
元祖の名を掲げる「まるや」は、なんと660年以上の歴史を誇るという。製造所の中は歴史の深さを感じる味噌桶や重石が所狭しと並び、その存在感やスケールの大きさには圧倒されるばかり。団体客は桶から汲み取った分の味噌がもらえる「味噌のすくい取り」が楽しめる(有料)。1グループにつき1名の案内人が対応してくれることもあり、ほのぼのとした雰囲気で見学ができるのが嬉しい。
[岡崎市八帖町字往還通52]